大寒が過ぎたので割と水行に対して、「もう寒くないだろ。ヤマは越えた」とたかをくくっていましたが、案外寒い日が続いて気合を入れておりました。
以前にも気合いだ、と書いていました。
最近また考えが変わってきました。
気合はいりません。
水は敵ではなかったのです。
自分の穢れを祓うものに何が敵ですか。
気合がいるということは、対抗するということ。
敵対です。
負けじと強張るのです。
そうではなかった。
水を、その冷たさでもって、穢れを流してもらうのです。
気合はいらなくなりました。
すくった水をそっと体に流します。
それだけで良かったのです。