風邪と断食と顛末
3日
起床した時に喉の痛みを感じる。
前日、鍼灸に行っていたこともあり、身体の様子は悪くない。
朝、水行斎行。
昼前から鼻水が止まらなくなる。
くしゃみも出だしたら止まらない。
その夜は軽く食事をとり、寝る。
4日
喉の痛み、サラサラ鼻水は健在。
朝食はショウガくず湯のみにする。
水筒に番茶(しょうゆ、しょうが、梅干し入り)をもって仕事へ行く。
昼ごはんは味噌汁のみ。大根小2切れを食す。
午後から鼻水が止まりだす。
夕食はお粥を2杯。リンゴを少し。
風呂に入って寝る。
この段階でかなり身体は楽。
5日
朝からもお粥。沢山食す。
昼はうどん一玉。
夕食は豚の生姜焼き。
6日
食事はもう普通に戻すが、水行は明日から再開する。
4日の段階(夕食から計算して断食20時間くらい)でだいぶ症状が治まった。
ただ、全身のだるさ(これは熱からではなく、単にエネルギー不足だと思われる)があった。
少しの眠気、脱力感、あと怒りは少なくなった。
そもそもストレスに対して過敏に反応できるエネルギーがない。
あと、尿の回数が多かった。
ネットでいろいろ調べていたら、断食した日数と同じだけかけて復食するのが良いとされていたので、二食抜いたので二食軽いものにした。
おいしさは格別だった。
その後、便がなかなか出ないのは不安だった。
結局今朝6日はすっきり出た。
胃腸は休みなしで働いているので、たまには休んでもらってもいいと思いました。
実際に体験してみて、食物という異物が体内に入るということのストレスを感じることができたのは面白かった。
普段は何も感じなかったが、食物も一種の異物であることに違いはない。
身体にとって優しいものを取り入れることが、内臓に負担をかけないことにつながるのだと思う。
あと、風邪の直りの早さも確かに感じることができた。
これはいい。
しかし、たった二食のプチ断食でも二日使ってしまうし、やはり断食してじっとしているのが一番だと思う。
仕事しながらではいかんかなぁ。